January 11,2006

1リットルの涙 第八話 「1リットルの涙」






バスケットボール部の新人戦を応援しに行った亜也(沢尻エリカ)は、試合後、初戦を突破したまり(小出早織)や早希(松本華奈)を祝福する。すると、保護者会を終えたばかりの潮香(薬師丸ひろ子)たちPTAが校舎から出てきた。そのときの潮香の暗い表情に気付いた亜也は、何故か不安な気持ちを抱く。

その夜、亜也は、保護者会で何かあったのか、と潮香に尋ねた。しかし潮香は、クラスメイトの母親たちから亜也のサポートをすることに対してのクレームがあったことは伏せ、亜也のことをお願いしてきた、とだけ答える。

麻生家では、佐和子(兎本有紀)が芳文(勝野洋)に保護者会の経緯を報告していた。亜也がこのまま東高に通い続けるのは困難だ、という芳文の言葉を聞き、ショックを受ける遥斗(錦戸亮)。そんな遥斗に芳文は、環境のいい場所に移る方が亜也にとってもいいことなのかもしれない、と告げる。「あの子が背負っている荷物は、お前が考えているよりはるかに重い」。芳文は、そう遥斗に言った。



あくる日、潮香の迎えを待って遥斗とともに生物室にいた亜也は、卒業アルバム用のクラス写真を見ながら、ふいに「私、卒業できるのかな」とつぶやく。遥斗は、動揺を抑えながら、亜也が必死に何かをやるたびにクラス写真は増えていく、と真剣な顔で彼女に言った。すると亜也は、病気の進行によって、学校を辞めなければならない時がくることへの不安を口にする。

亜也と別れた後、帰り支度を整えた遥斗を、圭子(葵)が呼び止めた。遥斗は、亜也が治らない病気だなどと口にする圭子に怒り、彼女を壁に押し付けて睨みつけた。



同じころ、常南大学医学付属病院では、芳文が水野(藤木直人)のもとを訪ねていた。そこで水野は、脊髄小脳変性症のモデルマウスを使って実験を始めることを芳文に話す。芳文は、医師が患者の頑張りに勇気を貰うことは多い、と水野に言うと、自分に出来ることがあったらいつでも協力する、と申し出る。


 その夜、潮香は、家族の前で「保健師の仕事を辞めることにした」と言い出す。弘樹(真田佑馬)や理加(三好杏依)は、これからずっと潮香が家にいると知って大喜びだったが、亜也の胸中は複雑だった。一方、亜湖(成海璃子)も、亜也のためにあることを決意していた。そして瑞生(陣内孝則)も、店の営業終了後と休日を使って、知り合いの経営する鉄工所で働くことを決意する。



そんな折、亜也は、全国高校模試を受けるために、まりや早希とともに会場に向かった。が、そこで亜也は、ふとしたはずみで階段から転落し、サポートをしてくれていたまりにもケガをさせてしまう。

 捻挫をしてしまった亜也は、1週間ほど学校を休むことになった。まりも、手首を痛めてしまい、今週行われる試合は諦めるしかない状況だった。







ケガが治った亜也は、本当に学校に行ってもいいのかな、と亜湖にこぼす。すると亜湖は、亜也と同じ東高を受験するつもりでいることを告白した。そうすれば、学校で亜也のことを手伝えるし、潮香も仕事を続けることが出来るのだからもう少し頑張ってほしいと言う亜湖。亜也は、そんな亜湖の思いを受け止め、涙を堪えて笑顔を見せた。

あくる日、亜也は久しぶりに登校したが、検査のために午前中一杯で早退する。すると圭子は、亜也のことで話し合いたい、と担任の西野(佐藤重幸)に申し出る。PTAの間で問題になっている亜也のことについて、クラスの意見をまとめた方がいい、というのだ。
 生徒からは、「授業が遅れるのは困る」「亜也に合った環境の方がいいのではないか」といった意見が出た。それを聞いていたまりは、堪りかねたように席を立つと、ほんの少し支えるくらい迷惑にはならないのではないか、と発言した。が、まりとともに亜也をサポートし続けてきた早希は、亜也のことは好きだがキツいと思うときもある、と涙ながらに正直な気持ちを告白する。

 亜也をサポートすることに対して否定的な意見が噴出する中、それまで黙っていた遥斗が口を開いた。嫌だと思ったり面倒だと感じるのなら、はっきりとそう亜也に言えば彼女は自分で対処する方法を考えた、と言う遥斗。それにもかかわらず、亜也の前では良い人のふりをしていて、彼女がいないときにこういう話をするのはずるい、というのだ。さらに遥斗は、乱暴な口調で西野のことも責めた。直接亜也の意見を聞く前に、親たちに話をして外堀を埋めるようなマネをするな、と遥斗は西野に言い放つ。そのとき遥斗は、忘れ物をして教室に戻ってきた亜也が、廊下でこの話し合いを聞いていたことに気づく。



亜也は、机の中に忘れた日記を取りだすと、いたたまれないような気持ちで教室を出た。その後を追った遥斗は、階段の踊り場で泣いていた亜也を背負って階段を降りると、車椅子に乗せた。
 やがてふたりは、初めて出会ったあの歩道橋にやってきた。泣き続けていた亜也は、無理に笑顔を作ると、黙っていないで話をしてほしい、と遥斗に声をかけた。すると遥斗は、クラスメイトに偉そうなことを言っても何もしてやれないのは自分も同じだ、と言って涙を堪えた。そんな遥斗に亜也は、いつも一緒にいて励ましてくれた、と感謝した。「ありがとう、麻生くん…バイバイ」。亜也の言葉に、崩れ落ちるようにして嗚咽する遥斗。そんなふたりを粉雪が包み…。



別の日、亜也は、家族と共に理加の卒園式に出席した。その帰り、亜也は、ふいに瑞生や潮香、妹弟たちに感謝の気持ちを伝えると、養護学校に行く、と言い出す。





明和台東高校の終業式の日。西野は、亜也が転校することをクラスメイトに伝えた。亜也は、教壇に立ってみんなに別れの挨拶をした。自分の病気が治療困難であり、やがて歩くことも話すことも出来なくなること、この1年間でいろいろなことを諦めてきたこと、小さな希望も生きていく道も見つからなかったこと、そして、病気になって初めて気づいたこと…。「みんなと生きる場所は違うけど…これからは、自分の選んだ道の中に、一歩一歩、光を見つけていきたいから!そう言って笑えるようになるまでに、私には少なくとも1リットルの涙が必要でした」。













教室を出て、潮香に支えられながら学校をあとにする亜也。遥斗は、不意に席を立ち、亜也を追いかけた。まりや早希、そしてクラスメイトたちもそれに続いた。
 遥斗は、瑞生や潮香とともに校門を出ようとしていた亜也を呼び止めた。次々にやってくるクラスメイトたち。遥斗は、亜也を真っ直ぐ見つめながら、静かに「3月9日」を歌い始めた。続いて歌い始めるまりたち。そんな彼らの姿を見ていた亜也の目から涙が溢れ…。



圖文皆取自官網
只是想私人珍藏,拜託不要告我 Orz

Posted by vigi635635 at 樂多Roodo! │14:55 │回應(0)引用(0)1リットルの涙
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