2009年06月7日

第十一回「台中日本語教師勉強会(教師研習會)」の報告

090607benkyoukai01
今日は『みんなの日本語(大家的日本語)』第16課について12名での意見交換。参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました(特に台北から来てくださった伊藤さん、台南から来てくださったYさん、お疲れ様でした)。
今回は、発表者を決めずに誰もが自由に発言できる座談会スタイルで

やってみました。前回までと比べて発言しやすかったでしょうか。今後も、その時その時のテーマに合わせ、会の進行方法も考えていきたいと思っています


当日は、様々な意見が出され、教え方・文法解釈などに違いが見られる場合もありました。しかし、無理に意見の統一を図ろうということはせず、参加者それぞれが自身に適した教え方を作っていく上での参考になってくれればと思っています。


その中で、私(犬山)が紹介した16課で使えるドリルの方法をここにも載せておきます。
『みんなの日本語』第16課 A-1、B-1、B-2に相当するドリル
使用するもの:場所の絵カード(郵便局、床屋、デパート、マクドナルド、台北 その他)
板書: 「(場所)へ行って、( a )て、それから( b )ました」
教師が場所の絵カードを一枚ずつ見せながら、学習者に( a )と( b )に動詞を補いながら文を作ってもらう。
《このドリルのポイント》
動詞の「て形」は一つだけで、動詞の変換に関する負担は最小限。
学習者が動詞を選ぶ際に、( a )の部分はかなり限定されるが、( b )は選択の幅が広く、自由度が高いために、学習者が「定型を言わされた」のではなく、「自分が作った」と思える(正解が一つではない)。
また、一方で、( a )の部分の限定があるために、学習者がとっさに作った文であっても、不自然な例文が少ない。
また、場所の絵カードを変えることで、どんどんバリエーションが増える。つまり、何回も繰り返し練習しても、なかなか飽きない。

……ということで、今後16課を教える機会がある方、ぜひお試しくださいませ。
それから、当日会に参加してくださったみなさん、感想・コメントなどありましたら、こちらのコメント欄によろしくお願いします。
◇   ◇   ◇   ◇  
勉強会の今後の予定
7月12日(日曜日)「能力試験の読解問題の指導」(発表者:犬山)
8月(開催日は未定)「自動詞・他動詞の教え方」(発表者:丹田 他)
8月30日「教師のためのコンピューター活用法」(講師:伊藤さん) 
*上記はあくまで予定です。変更がある場合は、このブログ上で告知します。


勉強会の感想


Posted by inuyamanihongo at 樂多Roodo! │19:49 │回應(2)引用(0)日本語教師勉強会
樂多分類:學術/學習 工具:編輯本文
標籤:研習會
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引用URL

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回應文章

いつも勉強会、ありがとうございます。
今回もとても勉強になりました。
いろいろな方の意見が聞けて、興味深かったです。
以前の勉強会でも場所カードの使い方を犬山先生に紹介していただいて、なるほど、と思いましたが、ある程度制限を与えて、その中で自由に例文を作ってもらう、というやり方はいいですね。もっと自分の授業にうまく取り入れていければ、と思います。
Oさんの絵本を使う、というアイデアも新鮮でした。
目を向ければ、いろんなものが教材になるんですね。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by H at 2009年06月10日 17:41

いつも教室を貸してくださってありがとうございます。

今回は座談会スタイルということで、発言しやすい雰囲気で楽しかったです。犬山先生の絵カードの使い方、毎回勉強になっています。絵カードって準備しただけで、「ヨシ。準備OK。」と何だかいい授業ができそうな錯覚に陥るのですが(笑)もっと良い使い方を考えていきたいなと思いました。犬山先生は、たとえ練習段階であれ「自然な例文」をつくることを、とても大切にされていますよね。その姿勢、私も見習いたいです。

台湾人の先生が「間違いはきちんと指摘してほしい」とおっしゃっていましたが、学生さん目線での意見は普段日本人の先生と接するだけでは聞くことができないので、大変参考になりました。

7月8月の勉強会は日本へ帰省するため参加できないのですが、また9月にお会いできるのを楽しみにしています。
Posted by O西 at 2009年06月15日 00:44