March 15,2007
日本ハンセン病原告団抗議文
抗 議 文
ハンセン病患者・元患者はこれまで、人間として生きる平等の権利を奪われ、社会の片隅で息を潜めながら、国家の弾圧に耐えての生活を余儀なくされてきました。
医療も充分に受けられることもなく、悲しい思い出だけを抱きながら、それでも楽生院を終の棲家として生きることにしたのです。
残る余生は少なくとも、ささやかな望みでした。
しかしながら、その生きる望みをも台湾政府は打ち砕こうとしているのです。地下鉄道計画変更案を無視しての、『一週間以内の退去勧告』は暴挙としか言いようがありません。
人道的見地からしても、絶対に許容しがたいものです。また、楽生院は日本の植民地時代の歴史的遺跡があり、台湾政府として絶対保存すべき負の遺産であるべきです。
そして、ハンセン病患者・元患者は高齢集団です。この高齢集団の願いは、また国家の平和と安寧を願うものです。その願いを踏みにじることは民主主義を踏みにじることになります。
その上で、政府がこれまで取り続けた、差別と人権侵害行為に対し、なんらの反省もなく、同じ過ちを繰り返すことになります。
今や国際的関心事になっておりますこの問題を、平和的に人権を尊重しながら解決すべきです。
かつては同じ境遇にありました、日本のハンセン病原告団として、強く抗議するものです。
2007年3月15日
日本ハンセン病原告団代表 谺 雄二
事務局長 国本 衛
医療も充分に受けられることもなく、悲しい思い出だけを抱きながら、それでも楽生院を終の棲家として生きることにしたのです。
残る余生は少なくとも、ささやかな望みでした。
しかしながら、その生きる望みをも台湾政府は打ち砕こうとしているのです。地下鉄道計画変更案を無視しての、『一週間以内の退去勧告』は暴挙としか言いようがありません。
人道的見地からしても、絶対に許容しがたいものです。また、楽生院は日本の植民地時代の歴史的遺跡があり、台湾政府として絶対保存すべき負の遺産であるべきです。
そして、ハンセン病患者・元患者は高齢集団です。この高齢集団の願いは、また国家の平和と安寧を願うものです。その願いを踏みにじることは民主主義を踏みにじることになります。
その上で、政府がこれまで取り続けた、差別と人権侵害行為に対し、なんらの反省もなく、同じ過ちを繰り返すことになります。
今や国際的関心事になっておりますこの問題を、平和的に人権を尊重しながら解決すべきです。
かつては同じ境遇にありました、日本のハンセン病原告団として、強く抗議するものです。
2007年3月15日
日本ハンセン病原告団代表 谺 雄二
事務局長 国本 衛
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