March 11,2007

楽生院の危機

台湾、楽生院はこれまでにない危機に陥っています。緊急の支援をここに呼びかけます。

現在、強制退去に向けて中央の政府・並びに各地方自治体は、強制隔離政策の歴史的責任を認めないばかりか、偏見・差別に基づいた強制退去という愚行を進めつつあります。すでに入所者が退去せずとも工事が進行できる計画が政府内でも作成済みであるにもかかわらず、公共工事の利権のために工事の強行しようとしています。残された時間は、あまり多くありません。更なるご支援とご声援をお願いします。

なお、抗議文の宛先は「台湾政府・関係部局」あてで作成し、こちらまでお送りくださるようお願いします。自救会・弁護団と検討の上で、より有効な経路で台湾政府・自治体に届けます。

これまでの経緯→


  • 3月2日:蘇貞昌首相は、すでに完成した計画変更案を無視し、地下鉄建設部局の計画にそって工事を即時再開するよう関係地方自治体に対し通達。
  • 3月5日:療養所当局が、地方自治体関係部局の退去作業の通達の公文書のコピーを院内各所に貼り出し、入所者に対して一週間以内の退去を勧告。入所者たちは療養所側のこのような姿勢に対し強く抗議。
  • 3月7日:入所者・支援者ら100名が、出勤する首相に直訴するため、首相官舎前で座り込み。警察による強制排除の過程で入所者を含め多数のけが人。この事件を受けて、午後、人権保障法案採択推進派の国会議員が自救会と共に記者会見。首相は、この抗議行動に対し「公共の福祉のために少数の犠牲は仕方がない」と発言、また「地方行政の問題で責任で国責任なし」と責任を回避。同時に台北県当局は「“伝染病予防法”に基づき入所者を新病棟に移動する」旨のプレスリリースを発表。
  • 3月8日:午後、台湾法律扶助協会の国賠訴訟弁護団、自救会等で共同記者会見を開き、今回の軽率な決定を下した首相及び、強制執行に当たる地方自治体関連部局に対して抗議するとともに、政府に対し計画変更案の迅速な採択を要求。今後も台湾政府に対し、「ハンセン病隔離政策に対する謝罪・国家賠償・楽生院取り壊しの撤回・在園保証」を要求していくと表明。
  • 3月11日:政府および自らの責任を認めない首相に抗議するため、再度首相官舎前に。警察による強制排除。


Posted by hansentaiwan at 樂多Roodo! │23:59 │回應(0)引用(0)日本語
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