March 17,2009

男の食べ物、女の食べ物

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 日本社会は男女の差別が強いとよく考えられています。職業、地位などの差別だけじゃなくて、日常生活の中の考え方や振る舞いにも、知らず知らずのうちに、社会的、文化的に形成された性別役割分担に大きく影響されています。たとえば、皆さんが日本語を習う時に、必ず男女で言葉遣いが違うということに気づいているはずです。これは日本社会の性差のもっとも顕著な例の一つだと思います。

 去年東京に住んでいた時に、日本社会の性差を身にしみて体験しました。ステレオタイプのような「ショービニズムな課長」や「いつもお茶を入れているOLさん」と出会う機会があまり無かったけど、日常的な所で、「男らしさ」や「女らしさ」という差別をよく経験しました。

 
 東京にいた時に、慶応大学で中国史のセミナーに参加する機会がありました。セミナーの後は、いつも飲み会がありました。先生とゼミの大学院生が一緒にお酒を飲みながら、研究の課題や生活のことを雑談する会でした。飲み会で、Gさんという一番年上の女の先輩がいつも皆にお酒を給仕していることは、強く印象に残っています。ゼミの皆さんはよく色々おいしい店や面白い所を私に紹介してくれました。ある日、彼らは慶応大学の近くにある有名な人気ラーメン屋を勧めてくれました。本格的な豚骨スープで、にんにくを沢山入れて、味が濃いラーメンだと彼らが言いました。おいしそうだから絶対行こうと思っていた時に、Gさんがこう言いました:
「でもね、王さんは一人で行けないかもしれませんな……」
「どうしてですか?外人がいけない店ですか?」と、私が質問しました。
「いいえ、女の子だから……」
「女性立入禁止?」
「そういうわけじゃないけど、おんなの人が一人で、あのような店にはなかなか入れないわよ…」
「どうして?」
「あれは男の食べ物だから……」
つまり、味が濃いラーメンが「男の食べ物」というイメージが強いから、女の子が一人でそのような店でラーメンを食べることは、一般の日本人の間では、かなりおかしいことらしいのです。Gさんは自分もたまに友達と一緒にあの店へ行くけど、一人で行くことはないと私に言いました。よく考えてみると、私が松屋や近所のかつ丼屋で牛丼やかつ丼を食べているときに、いつも他のお客さんに注目されていた理由がやっと解ってきました:店の中では、私だけが独り女性客でしたから。
 ラーメンと同じように、牛丼(特に特盛)、かつ丼、カレーライスやコンビニののり弁当と言えば、どこか男の食べ物というイメージがありますから、男性がもくもく食べるのはもっとも「正常」なことで、逆に、ラーメンや牛丼を食べる女性は「女らしくない」と思われるのではないかと思います。
 
 味が濃くて、肉が多くて、油ぽい、エネルギーになりそうな食べ物は「男の食べ物」というイメージがあります一方、柔らかくて、甘いものは「女の食べ物」と考えられると思います。女の子はみんなたいていケーキや和菓子が好きだという感じはとても強いかもしれません。でも、パフェがすきなおじさんにとって、パフェがまったく似合わないので、食べたくても、パフェをなかなか注文できないでしょうか?其の問題の答えはある老舗の甘味やで明らかになりました。
 夏、主人がシカゴから訪ねて来たときに、宇治金時が大好きな彼を神楽坂の名店
紀ノ善へ連れていきました。週末で店の中は満員で、店の前にも行列が出来ていました。氷宇治金時を食べ始めてた主人は何か不安そうになりました。どうして不安そうになったかと聞いてみたら、主人は自分が満員の店の中でただ一人の男性であることが気になって、ちょっとびっくりしたそうです。店員さんを呼んで、紀ノ善のお客さんが女の子ばかりなのは普通かどうかと聞くと、
「そういう質問をあるのは、あなたたちが初めてですね。私はそういうことを一度も考えたことはありませんでした。」と、店員さんが答えました。「でも、あなたがおっしゃる通り、うちでは男のお客さんの姿があまり見られません。」
「日本の男の人たちは甘いものが嫌いですか?」
「いいえ、甘党の男の人も少なくないですよう。でも、わざわざうちのような店に来る男性客は、大体家族や恋人と一緒に来る場合が多いです。」
「じゃ、もし男の人が一人で甘いものを食べたい時は、どうすればいいんですか?」
「多分奥さんや娘さんを頼んで、うちのものを持ち帰ってもらっているんじゃないですか。」

 独りでかつ丼を食べている女の人がおじさんぽくって、独りで抹茶ババロアなどを食べる男の人が女々しいというようなイメージがよくテレビに出てくるらしいのです。でも、「男の食べ物」が好きな女の人と「女の食べ物」が食べたいの男の人は、日本社会に、想像している以上沢山いるに違いありません。去年、とんかつを中心にメニューを展開する「新宿さぼてん」というレストランのチェーンは、「とんかつを好むのは中年の男性客」という長年の「常識」を疑って、調査を重ねたりしたところ、レストランでは顧客の51%が、デリカでは実に70%が女性客だと分かりました。そして、女性向けの市場を開拓して、売り上げが回復してきたそうです。
 この調査から明らかになったの面白いことが二つあると思います。「男の食べ物」や「女の食べ物」という「常識」は、具体的に調べれば、「真実」ではないということです。美味しいものなら、男の人も女の人も食べたいはずでしょう。性別によって、食べ物に対する好みが違うというのは、男女の生理的な差別で決めることより、社会的、文化的に生まれた意識から納得してしまうと思います。もう一つは、デリカの客の70%が女性だというのことです。デリカというのは、店で食べなくて、うちやどこがに持ち帰って食べることでしょう。つまり、堂々と店で人の前では「男の食べ物」を食べたくないと言えます。多分「男らしさ」や「女らしさ」のことを意識して、一般的なジェンダーロールと合わないことをすれば、何か違和感があって、恥ずかしいと思うかもしれません。
 今日も、日本のどこかで、特盛牛丼が好きな女の人は、自分の部屋で、ニコニコしながら吉野家の牛丼を食べているはずでしょう。そして、必ず、ショートケーキが好きな男の人も、自分の部屋で、クリームを食べなから、満足の顔をしていることでしょう。



[這篇文章本來是寫來口頭發表用的,所以仍保持著です、ます的句尾。
圖片中的宇治金時並不是神樂坂紀之善的,而是新丸之內大樓地下室的叶匠寿庵的宇治金時。
眼見這篇文章是不可能在日本發表(心之音:你在妄想甚麼啊...Orz)
所以就貼上來讓大家看我愚蠢的日文作業...]

Posted by fhwang at 樂多Roodo! │11:11 │回應(4)引用(0)億萬顆星在途中
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回應文章
這確實是很有趣的現象,台灣這種情形似乎沒這麼嚴重。
不過有時候我想點草莓奶昔這類比較女性印象的飲料,還是會被朋友笑哩。(你日文真好,好會寫。)
Posted by MERCURY at March 17,2009 14:53

咕哇
竟然有讀者來看這篇耶(感動中)

草莓系列的東西(草莓奶昔,草莓冰淇淋,草莓蛋糕,雪梅娘)確實很容易被認為"女孩子氣"(因為是粉紅色的嗎?!)但是因此而卻步的男生,實在很可憐啊...

下次請堂堂正正地點草莓奶昔來吃吧XD
Posted by 海兔吱吱 at March 17,2009 22:52
 好幾年前東京的總公司裝了一台自動給茶或咖啡的機器,因為法律規定女性不可再到茶水給同事、甚至是上司。
 之後的幾年,一些新名詞出現了:成田離婚、定年離婚。
 保守的日本漸漸地、緩慢地改變,不過還是日本。

 至今,讓女性斟酒還是不太習慣,但又推辭不得。倒是從沒想過還有分男の食べ物、女の食べ物 。
 下回到日本時問問女同事們,特別是那幾位海量的大阪小姐。
Posted by George at March 30,2009 23:56

寫得真不錯
讓我慚愧汗顏啊 現在要我寫封日文信我都會皮皮挫了
都只好自我解嘲 畢業時間已經是修業時間的三倍了嘛

這些松屋吉野家的 真是單身自助旅行的好朋友
明知道有這些規矩 還是不客氣地自己一個女生進去吃
Posted by max之妻 at May 9,2009 05:09