2008年04月25日
「スシ王子!」に主演 堂本光一 監督にゆだね気負わず
「スシ王子!」に主演 堂本光一
監督にゆだね気負わず
堂本光一が、すし職人、米寿司を演じる「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」が公開中だ。昨年のテレビドラマでは、主人公の国内修業が描かれたが、舞台は一気にニューヨークへ。「ドラマの勢いを残したまま、撮影に臨むことができた」と堂本が振り返る。(近藤孝)
舞台が世界に広がり、しかも、KinKi Kidsの堂本剛とは別活動の単独初主演映画。気負いがあったはずだが、「堤幸彦監督の思い描いていたビジョンに近づくこと」だけを心がけた。
実は、ドラマは映画版の製作が前提で、映画の撮影もドラマの撮影直後に始まった。だから、「撮影前の打ち合わせで、既に、監督の頭の中には、ビジョンが明確にできあがっていたよう」に感じた。監督の方向性とは「問答無用のエンターテインメント」。ドラマから引き続いて、「監督に身をゆだねてしまおう」と、決めた。気負いはなかった。
「スシ王子がニューヨークに行っちゃったという、いい意味で、ばかばかしく、おふざけの映画。演じるのも楽しかったです」「司は、どんな土地に行っても、あまり動じない人。僕も同じで、ロケ撮影の場所がどこであろうと、気持ちは変わらないタイプ」
英語でセリフをいうシーンもあるが、監督からの注文は、滑らかに話すのでなく、「微妙なニュアンスで間違ってほしい」。「この単語はこういう風に間違ってほしいという指示があった。自分で考えて、間違えて発音して、バイリンガルのスタッフに『今の微妙でしたか?』って聞くと、『うん、微妙微妙』。それで正解ということなんですね」
激しいアクションもあるが、スタントは一切なし。先日、第33回菊田一夫演劇賞の大賞に選ばれた、2000年から主演しているミュージカル「SHOCK」の経験が生かされた。
舞台の上で、高さ8メートルの階段から転げ落ちたり、命綱なしで空中を飛んだりする演技を、自らこなしてきた自負がある。
「舞台のために、常に体づくりをしている。映画でアクションを指導してくれた人は舞台も一緒にやっているから、どれぐらい体を動かせるか、分かってくれているんです」
ソロ活動もすっかり、板についた。「今では、何の違和感もなく、ソロと2人の時と、頭を切り替えることができる。『変えなくちゃ』と考えなくても、自然と、そこにいるべき自分がいる感じです」。淡々とした口調から、大きな自信が感じられた。
from:http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/topics/20080425et01.htm